3分の4の恋
初めてデジイチを買ったのは、2009年のことでしたが、知識ほとんどゼロでいろいろ考えた挙句に手にしたのはオリンパスのフォーサーズ機(E620)だったのでした。
そのせいか、その後APS-C機をつかい、フルサイズも使ってみたけど、なぜかしばらくするとフォーサーズに戻ってきてしまうのですよね〜。
オリンパスのサービスセンターから、OM-Dが帰ってきました。突如、背面液晶が死んでしまったのですが、基盤交換ということです。なんだか結構繊細なのね。。と思ってしまいましたが、保証期間内で無償で修理してくれましたし、ひとまず良かった。しかし、しばらくD750とかE-1のような大型機を使っていたせいか、久しぶりに手にしたOM-D、「ちっさ!」と思ってしまいます。なんだかカメラのミニチュアみたい、と思ってしまいました。これだけ小さいと、いくらマグネシウムボディで、防塵防滴で、すごくタフにできてて、画像も大型機と全然遜色ないってわかってても、なんだかチャチくみえてしまって、そこで損してる部分もあるのかもしれませんね、OM-D。ある程度大きさのあるE-M1とか、パナソニックのG9とか、クロートっぽく見せるには、あれくらいガタイがでかい方が、よいのかもしれません。
さて、早速、E-1の画像と撮り比べをしてみるのでした。
Adobe Lightroomで現像時に少し「自然な彩度」を下げましたが、やはりE-1の方が「こってり」系ですね。
「ぱっと見、違いがわからない」と言いたいところですが、そんなこと言ったら、技術者の方に失礼ですよね。さすがに解像感という点では、500万画素では、2000万画素に対抗するすべもなく、猫ちゃんの顔の周りの毛並みの描写はさすがE-M5 MarkIIのローパスレスCMOSセンサーはこの子の、みているだけでくしゃみが出そうなほどの細かい綿ぼこりのような毛並みをしっかりと解像しているのが、800X600にリサイズした画像でもわかるのでした。
とはいえ、こうして比べてみなければ、E-1の画像も悪くはないような気がします。ってか、老眼の入ってしまった目で見えてる世界って、じっさい、こんな感じなんですよね。
ところで、左後方のアウトフォーカスの部分を見ると、これっていわゆる「二線ボケ」というのでしょうか。ワインの箱に書かれたワインボトルの絵が二重に見えるという・・・これはレンズのせいですね。やっぱり、E-1の性能をフルに引き出すためには、SHGグレードのレンズが必要なのか・・・と、今夜もヤフオクを漁るのでありました。。
すると、「SHGのレンズを思い切って買うのなら、将来、E-1亡き後も運用を継続できるようにE-5あたりを押さえておく必要もあるのでは?」といつもの悪魔の囁きも聞こえ出し、「でもさあ、せっかくE-M5があんだから、12-40あたりのPROレンズで、こっちの性能をフルに引き出した方がよくね?」という声も聞こえてきて、「そうそう、そしたらさあ、E-M1 Mark IIのボディとセットで買ったらどう?世代落ちしたけど、優秀なまっさらボディが一緒についてくるよ?今なら現行機のMarkIIIより、10万円もおトク!」
さあさあさあ!さあ、どうする、オレ?