Untitled Trueman's Digital Archive

~Gallery of Hindsight 2020~

「ライカで撮る理由」4

 

ゴミ取り機能がないのがデジタルM型ライカの最大の弱点・・・と認識はしていたけど、これほど早く問題が露呈するとは。。我が家には猫がいるので、室内は常に細かい埃が舞い飛んでいる環境、自宅ですらレンズ交換はご法度。ということで、家に持ち帰ってズミルックスを結合して以来、一度もレンズ交換はしていないのですが、シャッターユニットから油分が飛んだのか、ほこりなのか・・・気になりだすと気になって仕方がなくなるので、もうこれは気がつかなかったことにするかな。。

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シェイクダウンでこの写真を撮ったときにはなかったので、その後レンズ交換は一度もしていないことからするとカメラ内部から出てきたゴミなんでしょうね。まあ、これまでフィルムをスキャンして、Lightroomのスタンプツールでせっせとゴミ取りしていたことを考えれば、これしきのゴミ取りは楽勝でしょう。。

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ゴミが増えてくる様なら、いつでも気兼ねなくライカ直営店に持ち込むことができるので、こうした点でも直営店の保証つきのものを選んだのは正解だったかな、と思います。

早速3時間ほど取り歩いたのですが、バッテリーの減りが少ないのには少し驚きました。まあ、考えてみれば、オートフォーカスもないし、手振れ補正もないし、ライブビューも使わないので、電気を使う場面が少ないせいかな。これなら予備のバッテリーは買わなくても良さそうです。

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今日も2時間ほど赤羽周辺を撮り歩いてきたけど、「撮影している」という充実感は他のデジタルカメラにはないものがある様に思います。それがどこからくるのかがよくわからないのですが、ずっしりとしたカメラの重さとシャッターを押した時の感触や動作音、色々な機能がついていないことで、撮影に集中できるというか、気が散る要素が少ないというあたりにあるのかな。

唯一の欠点は、やはりセンサーのゴミですね〜。特に私の場合は、屋外である程度絞り込んでスナップを撮ることが多いので、気になってしまいます。今のところF8程度まで絞った状態で画面の右端と左下に2箇所ゴミの影が見えているのですが、それほど邪魔になる場所でもないのと、この2箇所以外は綺麗な状態の様なので、当面レンズを交換するつもりもないし、このまましばらく使い続けてゴミが増えていくかどうか様子を見ようと思っています。それまでの間、センサーについたゴミは、ソフトウェアのスタンプツールでとってあげることが前提のカメラなのだと思う様にしようと思っています。。